クリーニング師
クリーニング師
クリーニング業には、社会的使命である「公衆衛生の向上」と「利用者利益の擁護」を図るための衛生法規として「クリーニング業法」が定められています。
そのクリーニング業法に基づいて定められた国家資格を取得した者が、「クリーニング師」となります。
クリーニング師になるには、各都道府県知事が毎年一回以上行うクリーニング師試験に合格する必要があり、
1.衛生法規に関する知識
2.公衆衛生に関する知識
3.洗たく物の処理に関する知識及び技能
などの知識と技術の習得が必要となります。
繊維製品品質管理士
繊維製品品質管理士
繊維製品品質管理士はTextiles Evaluation Specialistの頭文字をとり「TES」と呼ばれている資格です。
昭和56年度に通商産業省の告示(平成9年12月18日廃止)に基づいて生まれたもので、消費者に供給される繊維製品の品質・性能の向上を図ったり、繊維製品の品質について消費者からクレームが出ないように、それらの製品の製造や販売、サービスを行う企業のなかで活躍するスペシャリストです。
その狙いは企業活動の合理化、消費者利益の保護、企業と消費者の信頼関係の改善にあります。
2020年12月TESの有資格人数は8251名いますが、そのうちクリーニング 業に携わる者の有資格者の割合はたったの4.8%です。